欧州議会のパンデミック特別委員会で10月10日、公聴会が開かれ、ファイザー社の国際担当責任者、ジャニス・モール氏が呼ばれ、オランダの欧州議会委員、ロブ・ルース氏は彼女に次のように質問したそうです。
「ファイザー製のワクチンを市場に販売するにあたって、あなたの会社は、このワクチンが新型コロナウイルスの伝染を防止できるかどうか、その能力テストをやったのかどうか、Yes, No で答えてください。もし、やったのであるなら、そのテストのデータを当委員会と共有してくれませんか?」
これに対するジャニス・モール氏の回答は、「そういうテストはしていません」という驚くべきものだったということです。
つまり、ファイザー社はワクチンを市場に出す前に、これがコロナウイルスの伝染を防ぐ効果があるかどうかのテストをやっていなかったと、公式に認めたことになるわけです。
これには「感染」と「伝染」の違いという微妙な問題があるようで、ウイルスが人にうつるのは感染で、それが他の人へと広がるのが伝染だと。
ファイザー社としては伝染についてのテストは要請されていなかったということらしいですけど、まあ、理屈はともかくとして、ファイザー社のワクチンは伝染を防止できるかどうかは未確認だということですけど、今さらそんなこと言われてもな~なんて思う人は多いんじゃないですかね。
そして、この欧州議会での公聴会のことは、例によって日本のマスコミが報道することはないようですね。
日本政府がファイザーからワクチンを購入したときの契約内容は非公開らしいですけど、ワクチンによるリスクが発生した場合、ファイザー社はその責任を負わないとか、条件によっては日本政府に違約金を課せれれるなんて噂も聞いたような聞かないような…とにかく日本はビッグファーマ(大手製薬会社)にとって、最高のお客さんのようで、これからも巨額の税金をつぎこんでワクチンを買い続けるんでしょうね。
そうしている間にもウイルスは変異し続けていて、購入したワクチンが納入されるころには、ワクチンはそのウイルスにちゃんと効果があるんだか無いんだか。
先日(10月19日)厚生労働省の専門部会は、ワクチン接種の間隔を現在の5ヶ月から3ヶ月に短縮することを了承して、これからもどんどんワクチン接種をすすめて行くということらしいですけど、これはビッグファーマにとって日本がワクチンの格好の在庫処分場となってるってことのあらわれなんでしょうかね?どうなんでしょうね。