ロート製薬会長が、新型コロナワクチンについて発言された内容が話題になっているようですね。
目薬でおなじみ、創業123年の老舗企業、ロート製薬(株)の代表取締役会長、山田邦雄さんという方が以下のように発言されてます。『~人体の仕組みは知れば知るほど驚くほど複雑精緻にできており、コロナウイルスの細胞への侵入事象ひとつとっても、これほど複雑なプロセスで「攻防」が繰り返されているわけで、簡単にワクチン=人体にプラス‥とはならないはずだ。 ましてや、ワクチンでは感染が防げないことが事実として明らかになっているにもかかわらず、これを義務化したりパスポートにしようとしているのは非常に懸念される。 科学的に合理的でないことが(を)強制するのでは、もはや民主国家とは言えない。そうではなく、あくまでも重症化を防ぎ、自己の自然免疫で克服する医療ノウハウの開発にこそ重点を置くべきだ』。
これは非常に筋の通った、理性的発言ですが、まるで戦時中の言論統制下でもあるような「ワクチン接種どんどんしましょう」の大合唱の今の日本にあっては、かなり勇気ある発言であると思います。
私は、この会長さんに賞賛と敬意のエールを送りたいと思います。
話しは変わりますが、『EU(欧州連合)の欧州医薬品庁(EMA)は、今月11日に、新型コロナウィルスワクチンの追加接種(ブースター接種)を短い間隔で繰り返すことに懸念を示した』という記事が日本経済新聞に載ったようです。
それによりますと『ロイター通信などによると、EMAのワクチン戦略責任者のマルコ・カバレリ氏は「追加接種は臨時措置であり、短い間隔で接種を繰り返すのは持続的な長期戦略とはいえない」と指摘。4カ月ごとに追加接種を繰り返すと免疫に負担をかける恐れがあると警告した』とあります。
私は以前のブログ(2021年8月20日)の記事で、ワクチン研究の世界的権威、ギアード・バンデンボッシュ博士が、世界中のワクチン専門家に向けて『コロナワクチンの接種を、ただちに中止しなければならない』という警告文を送ったことを書きました。
博士は『新型コロナワクチンを打つと、新型コロナに限定したワクチン免疫が体内で作られ、これは身体に備わっている自然免疫の発動を阻害し、新型コロナウイルス以外への免疫力を永続的に無効化させ続ける可能性がある』と発言されてます。
この他にも、多くの医師などが、この人類初の遺伝子ワクチンの接種への懸念を表明しているにもかかわらず、政府や大手メディアは一方的にワクチン接種を礼賛(らいさん)してばかりいます。まるで製薬会社のワクチン販売戦略担当にでもなったかのようなありさまです。
まあ、新型コロナワクチンに限らず、新しいこころみには常にメリットとデメリットの両方があると思いますが、デメリット、懸念が発表されているなら、メリットと合わせてそれも報道するというのが正しいやり方だと私は思うので、今の日本での一方的なワクチン接種奨励的報道には、おおいに疑問がありますね。