いつだったか、近所のホームセンターの植木コーナーで、レモンの木の苗を見つけて、「家の庭にレモンの木があるなんて、いいかもね~」なんて思いましてね。
レジに持って行くと、店員のおねえさんが「庭植えはダメですからね。鉢に植えて、冬は家の中に入れないと、このへんじゃ寒さで枯れますから」て言うんです。
「え~」と思って、そのときは、買うの断念しました。
でも、まだ迷ってますね。「室内で育ててみようかな」なんてね。
PPM(ピーター・ポール&マリー)の曲に ” レモンツリー”というのがありますよね。いい曲です。私は中学生のころシングルレコード持ってましたね。
「ボクが10歳のころ、父が言いました。ここに来て、レモンの木からレッスンを学ぼうじゃないか」て始まり、「そのうちお前も、愛なんてレモンの木のようだと知ることになるさ~(中略)~レモンツリーはとっても美しく、その花はスィート。でも、未熟な果実は、とても食べられたもんじゃない」。
そんなもんですかね~、恋愛ってのは。
でもまあ、中学生の私は、そんな歌詞の内容はあんまりよくわからなかったので、ただひたすら、PPMが作り出す素敵なハーモニーに、夢中で聴き入ってましたね。
レモンの木はいいもんです。花はスィート、実だってね、熟せば食べられますよ、酸っぱいですけどね。「 impossible to eat 」(食べられたもんじゃない) でなく、「 possible to eat 」てことになると思います。
そういうわけで、やっぱりレモンの木の苗、買ってみる気は、今でも少しありますね。