私はこのブログの中で、現在の米国大統領と言われているバイデンを「大統領」と呼んだことはないのですが、それは先の米国大統領選挙でバイデンは不正によって大統領となった人物だから、という理由からです(このことにつきましては、私の過去のブログをご覧いただければと思います)。
したがいまして、私としましてはバイデンのことを、うやうやしくもかしこくも「インチキ大統領」という、ほまれ高き尊称で呼びすてにさせて頂いております(笑)。
このバイデンが最近、ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領のことを「人殺しの独裁者」、「真の悪党」と言ってますが、盗人(ぬすっと)たけだけしい、とはこのことでしょうね。
まずは2021年8月、アフガンからの米軍撤退ですが、これはバイデンがその後にひかえる9月11日のニューヨーク同時多発テロ記念式典で、「ブッシュが始め、オバマもトランプも終わらせることのできなかったアフガンでの戦争を、初めて終結させた米国大統領である私」として演説にのぞみたかったがための暴挙であったことがわかってますが、この無謀な撤退によって、米国は全世界に恥をさらすこととなり、ロシアにつけ入らせるスキを与えてしまいます。
そして、ロシアがウクライナに侵攻すると、バイデンは「ロシアによる小さな侵攻なら、全面的な侵攻とは違う態度で米国は対応する」と発言し、遠回しに、少しくらいの侵攻なら許容するといわんばかりの、驚くような表明をしています。
バイデンはロシアがウクライナに侵攻することをあと押しするように、わざとこんな発言をしたのではないかと、私には思えますけどね。
そして、ロシアのウクライナ侵攻後は、米国は武器は供与するが軍は出さないとして、ますますロシアをつけ上がらせてしまいます。
まあ、このことが全部バイデンの考えついたことなのかどうか、その背後で彼に指示を出していた者がいるのかどうかはともかくとして、バイデンはロシアが侵攻してくるように、うまく仕向けた感がありますね。
2009年、オバマ政権下で副大統領に就任したバイデンは、当時プーチンがウクライナの中立を望んでいて、ウクライナ内でもNATO(北大西洋条約機構)に加盟を希望する者は少数派だったのに、「ウクライナがNATOに加盟を申請すれば、アメリカは強くこれを支持する」と言って、この頃から今回の侵攻の火だねを作っていたらしいですからね。
そして2014年、バイデンの息子、ハンター・バイデンはウクライナの天然ガス会社ブリスマホールディングスの役員に就任し、年間6000万円の報酬を得ています。(2016年、バイデン一族の不正を調査していたウクライナ検察長官の解任を、バイデンが米国からの10億ドルの資金援助と引きかえの条件としたことは、3月4日のブログに書いた通りです)
今回の侵攻への対応で、NATOは軍事費を大幅に増やそうとしてますし、このような戦乱が続けば、軍産複合体は武器が売れて儲かりますし、もしロシアが疲弊してプーチンが失脚するようなことにでもなれば、ロシアの天然資源をねらっている勢力にとっては、まさに思うツボということで、この戦乱はその背後で利益をむさぼろうとする者たちの影が、おおいに見え隠れしていると、私には感じられますね。
その影がDSと呼ばれるものなのか、国際金融資本と呼ばれるものなのか、ネオコンサバティブと呼ばれるものなのか、何なのか、私にはよくわかりませんが、とにかくバイデンは民主主義国家の代表であるアメリカ大統領という仮面をかぶって、世界を戦乱の渦にと誘いこむ「真の悪党」、あるいはその傀儡(かいらい)であると、私は確信してますね。