食べ始めると必ず1袋まるごと食べてしまうお菓子の筆頭は、キャラメルコーンですね。
「まあ夜の11時も過ぎてることだし、三分の一くらい食べたらやめておこう」なんていつもそう思ってたのに、気がつくと全部食べてしまうけど、それは少し心構えがたりなくて、いわばスナック菓子を甘くみていて、充分な意志力を発動していなかったがための油断の1袋完食で、今回はあのときとは決意が違います。
私だって小2や小3の子どもじゃないんだから、この大人の決意と分別(ふんべつ)をもって、自らの食欲への制御と自制で事にあたれば、三分の一食べたところでピタリとやめ、袋の口を二重にも三重にも折りたたんで、全体に輪ゴムをかけて封をして、難なく深夜のスナック菓子食いまくり地獄をしりぞけることができるはず、と自分を信じて開封したキャラメルコーン。
ダメでしたね。1口2口と食べてるうちに食欲にターボがかかり、いつのまにか狂おしいような甘味への渇望(かつぼう)に支配され、「あ~うまい、あ~もっと食いたい」と、もはや小2、小3以下の分別すらなくなって、ポリポリ、ポリポリ食べすすみ、気がつくと袋はカラッポ。私は食べ過ぎに気づいてグッタリ。
キャラメルコーンは本当につくづくテゴワイ相手です。私もまだまだ修行が足りないと実感した、最近の深夜の出来事です。