Great sound of a trumpet

新約聖書の中のパウロの書簡、” テサロニケ人への第一の手紙”第4章16節には、なるほど、こうありますね。「~with  the  voice  of  the  archangel ,and  with  the  teump  of  God(~天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに~)」。

これは、パウロがテサロニケ人へ宛てた書簡の中で、キリストの来臨の前に起こることとしたもので、「the  trump  of  God」として、トランプ大統領の名が書き示されている、と。

また、マタイによる福音書の第24章31節には「And  he  shall  send  forth  his  angels  with  a  great  sound  of  a  trumpet(また、彼は大いなるトランペットの音と共に、御使(みつかい)たちを使わし~)」となっていて、ここではトランプではなくtrumpetとなってますけど、まあ、ここにもトランプの文字は含まれてると。

これは、イエスの弟子がした質問、「あなたがまたおいでになる時、世の終わりには、どんな前兆がありますか」に答えてイエスが言った言葉ということで、その時には「民が民に、国は国に敵対して立ち上がり~不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えるであろう」となっています。

はたして、米国の大統領選挙の行方はどうなるんでしょうね。

日本のマスコミでは、もうバイデンで決定のようなことを言ってますが、そうなんですかね。

バイデン親子と中共との関係は? 息子のハンター・バイデンのスキャンダルは? 選挙の公正と正義は?

私にはわからないことがいっぱいですけどね。

ああそれから、パウロの書簡の最後のほうにはこんなことも書いてありますね、「いつも喜んでいなさい(Rejoice  always ) 絶えず祈りなさい(pray  without  ceasing ) すべての事について、感謝しなさい(in  everything  give  thanks )」とね。

 

” シェイプ オブ マイ ハート ”

賭けごとは苦手ですね。才能もないです。

パチンコ、マージャン、競馬にカードゲーム、どれもほとんど興味ないですね。

プーシキンの小説、”スペードの女王”の中で、主人公のゲルマンが、トランプを手に取らないのは、「余分な金を得ようとして必要な金を犠牲にするようなことは、身分が許さないと思いこんでいた」から、ということでしたが、私も、どちらかといえばそちら派ですね。

でも、スティングの曲、” シェイプ オブ マイ ハート ”では、そうじゃないですね。

なにしろ「彼は瞑想するようにカードを配る」で始まりますからね。

「彼はお金を得るためでなく」、「名声を得たいわけでもない」。カードを配って、チャンスというものの神聖な幾何学に思いをはせ、結果の裏に隠された法則を求めて、そして数字に翻弄される、というわけです。

「スペードは兵士の剣だと、私は知っている」、「クラブは戦いの武器だと…」、「ダイヤは、このゲームがもたらす金だと…」そして「でも、それは私のハートの形ではない」となって、トランプの絵柄がすべて歌詞におり込まれて、曲は続きます。

こんな、意味ありげで、意味のないような、意味深(しん)な歌詞は、日本の曲の中には、ちょっと見当たらないですね。

とてもオシャレな曲だと思います。

メロディーも素敵です。

画材を買いに

先日、久しぶりに画材を買うために、津山市に出かけました。

午前中に電話で、新規イラストの打ち合わせがあり、それに時間がかかる場合は「今日は画材買いに行くのはなしにしようかな」なんて考えてたんですけど、それが思いのほかスムーズに行ったので、予定通り出かけることにしました。

11時半ころ出発して、画材店には昼頃に到着。用紙だの絵具だの購入して、時間はちょうど昼メシどき。帰り道の途中にあるケンタッキーフライドチキンによって、持ち帰りで購入。

チキンがあったかいうちに家に帰って、食べようと思ってたんですけど、ふと思い立ち、途中にある大型書店に立ち寄り。

谷崎潤一郎の ”痴人の愛”と短編集、トールマン・カポーティの”夜の樹”などを購入。

私は日本の小説は、あまり読んでなくて(と言っても、外国の作家のも、そんなにいっぱい読んでるわけじゃないんですけど)、だから谷崎潤一郎もぜんぜん読んだことなくて、先日見たNHK・Eテレの”100分で名著”を見て、「この人の性癖はナボコフのそれを上回るな」ということで、ちょっと読んでみようという気になって、買って帰ったような次第です。

野イチゴ

うちの庭のはずれにある石垣のところに、野イチゴが群生してます(正式にはナワシロイチゴというようです)。

実(み)は小さくて、一応食べられますが、それほど甘味はなくて、wikipediaによると「生食には向かないが、砂糖を加えてジャムにすると美味」となってました。

しかし、これをジャムにするほどの量となると、けっこう大量に摘まなきゃいけないと思いますね。

ヨーロッパの童話かなにかに出てくるように、少女がエプロンして、籐(とう)のカゴなんかを小脇(こわき)にかかえて野イチゴ摘みなんて、メルヘンチックで素敵ですけど、日本のオヤジの私が、「ジャムにするために野イチゴ摘みましょう」なんて、まるでメルヘンじゃないし、それをジャムにするなんて大変な作業は、だれもやりたがらないし、結局、その場で何つぶか食べてみて、それで終わりにしました。

昔は、こんな場所に野イチゴなんてなかったと思うんですけど、鳥がフンして、その中に入ってたタネが生えてきたんでしょうかね。まあ、こういう推測も、なんともメルヘンチックじゃないですけどね。

”うつろ舟”

私がまだ20代だったころ、湯河原に住んでる知人から聞いた話しですけど、その知人はある夜、友達何人かで海を見下ろす岸辺にいたところ、それまで真っ暗だった海面の一部が光りはじめ、そこから急に大きな輝く物体が飛び出してきて、それは海水をしたたらせながら、みるみる上空の夜空へと上昇して行き、見えなくなってしまった、とのことでした。

知人は、「あんなことは、自分で見なかったら、とても信じられないので、他の人には話さないようにしている」と言ってましたけどね。

それとは少し違う話しですけど、最近、日本経済新聞の文化面に『江戸のUFO?「うつろ舟」』という記事が出てましたね。

1800年ころ、常陸国(茨城県)で起きたとされる奇妙な事件の記録で、海岸に円盤状の舟が漂着したという、UFO好きなら誰でもが知ってる有名な話しの記事ですけど、オカルト誌ならともかく、日本経済新聞の紙面に、こんなのが載るなんて、最近の新聞はずいぶんとやわらかくなったものだなあ、と感心したものでした。

犬が歩く

むか~し、一度だけスペインに旅行に行ったことがあって、たしかトレドだったと思うんですけど、夜、少し小腹が減ったので、なにか食べようということで、宿泊してたホテルから、薄暗い街灯だけがともった下り坂の細い道を歩いていると、むこうから、けっこう大きな犬がスタスタとこっちに歩いて来て、犬はこちらのことを気にするでもなく、すれ違って通りすぎて行ったんですけど、まあ、日本じゃちょっと考えられないことですよね。

だれかがリードつけて散歩してるわけでもなく、犬だけが、しかもけっこう大型の犬が、人通りのない夜の道を一匹、平然と歩いて来て、それと私がすれ違うなんて、「ここは日本じゃない、遠くの国なんだ」ということを、その時しみじみ思ったものでしたね。

さっきYouTubeで、 ”フランスを歩くFrance  Walk  南仏アルルArles  Provence  Alpes  Còte  d`Azur  2018~”というのを見てたら、フランスの裏通りの石だたみの道を行ってると、そこでも、むこうから犬が走ってきて通りすぎるのが映ってました。

石だたみなので、犬の足裏のツメがそれに当たって、チャカチャカチャカと規則的に響いて、それが足早に通りすぎて行くという、なんともいいかんじのシーンでした。

このようにヨーロッパの田舎の道は、どこでも犬が平気で歩いたり走ったりしてるんですかね。

(画面がちょっと暗いですが下側中央、ブルドックみたいな犬が走ってます。どこに急いでるんでしょうね。)

 

”古代エジプト解剖図鑑 ”

夏のあいだヒーヒー言いながらイラスト描いていた本、 ”古代エジプト解剖図鑑 ”((株)エクスナレッジ 刊)が、やっと出版の運びとなりました。

イラストの数は100点なんてもんじゃないですね。200点までは行ってないと思いますけど(自分でも数、数えてないんですよね)。

まあ、他に類のないエジプト図鑑になったんじゃないかと…。

著者の近藤二郎先生は、早稲田大学文学部考古学コース教授、同大学エジプト学研究所・所長です。

私は子どものころ、近所の空き地に穴を掘って、ツタンカーメンに見立てた石ころを埋めて、エジプトごっこをしていたという、エジプト好きでしたからね。

子どもの私は石を埋葬しながら、「何千年かたったら、この石が誰かによって発掘されるかもしれない」なんてことを思って、ゾクゾクしてたものでした。

あれから約半世紀、この本のイラストを描くことで、また古代エジプトとの縁が復活したことは、まことに喜ばしいことだと思いましたね。

(”エジプト解剖図鑑 ”とイラスト原画の一部)

” 漫勉”

NHKのEテレで” 漫勉”というのをやってますね。漫画家の浦沢直樹さんが聴き手になって、有名な漫画家さんといろいろやり取りする番組ですけど、この前はちばてつや先生でした。

” あしたのジョー”を描いた方ですからね、ちば先生は。中高生のころ連載を見て衝撃でしたね。

漫画が回を追うにしたがい、絵の中でのジョーが成長していくんですよね。

最初は単なる不良少年ぽかったジョーが、ストーリーが進むにつれて本物のボクサーにと変貌していくのが、タッチの変化にも現われて、スゴ味を持った画面にとなっていくのを、リアルタイムで見られたのは幸運なことでした。そういう漫画は、そうそうあるもんじゃないですからね。

番組の中で、” あしたのジョー”の最後の場面の原画が映るとこがあって、あの伝説のシーンの絵を、テレビ画面でとはいえ、直接見られるなんて思ってなかったので、驚きました。

また、番組中では、先生が実際に描いておられる映像もふんだんにあって、そんなものが見られるようになるとは、本当にいい時代になったもんだな~と思ったものでした。

(ところで、世界バンタム級王者、井上尚弥選手、ラスベガスでの防衛戦、勝ちましたね。まあ、私は今回は、この前のニノト・ドネア戦と違って、リラックスして見れましたね。井上選手、1年間試合してないなんて関係なかったですね。キレキレのパンチがよく出てました。もうこうなると、2階級くらい上じゃないと、まともに戦える相手なんていないんじゃないですかね。)