今日、郵便局に車で行く途中、道路の中央にセグロセキレイっぽい鳥がいて、なかなかどかないので、しかたなくスピードをゆるめ徐行したのですが、間近(まぢか)に車がせまっても、平気でトコトコ歩いてました。
最徐行でやりすごしましたが、通りすぎるとき横目で確認したところ、鳥はまだ道のわきをウロウロしてるようでした。
昔はもっと鳥は人間を警戒して、近づくとすぐに飛び去ったものですが、今は特に車だと「この大きいのは小まわりがきかないし、襲ってこない」と思っているのか、この鳥のように平気なのがけっこういます。
ネコになるともっとひどくて、車を駐車する場所までの私道の細い道を進んでいると、その前でネコがふり返ってこちらをジーと見たまま動かない、なんてことがよくあります。
クラクションを鳴らすと気の毒なので、やはり最徐行で近づきますが、「自分が歩いているところに、急にあらわれて迷惑している」というような顔で非難がましくこちらを見ています。
まあネコが歩いているところに、後からやって来て、順番でいえば猫のほうが先にいたので、たしかに非難は当たっているといえば当たっていますが、なんだかなあという気分になりますね。
まあ、ネコのほうは、しばらくすると急に何か用事を思い出したというように走り去って行きましたけど。
(”裏庭の入り口” 水彩画)