世界で一番の…

白雪姫の話しの中で、王女様が魔法の鏡に、「鏡よ鏡、この世で一番美しい女はだれだい」とたずねたとありますが、実際にそんなことたずねられたら、鏡としては困るでしょうね。

国によって美人の基準も違ってきますからね。

まあ、今の日本でいえば広瀬すずちゃんとか、滝沢カレンさんとか、エンジニアアイドルの池澤あやか嬢とかね、まだ他にもいろいろいますからね美しい女性は。

これが世界でとなると、はたして一人にしぼれるんですかね。

魔法の鏡さんは困ってしまうんじゃないでしょうか。

昔だったら、映画 ”ローマの休日 ”のお姫さま役のオードリー・ヘップバーンとか ” 太陽がいっぱい ”で、アラン・ドロンの相手役の女の人ね、名前はなんといったかな~、私は好きでしたね~。

最近ならコルシカ出身のフランス人歌手、Alizee(アリゼ)なんて、もう34歳らしいですけど、デビュー当時はね、強烈な美人で、あんなのが目の前にあらわれたら、ひれ伏しちゃったでしょうね、私としては。(Alizee  -Ella  Elle  L’a)

私が以前会ったことのあるフランス人の男性が、「神が造ったもので一番美しいもの、それは女性である」なんて、こじゃれたことを言ってましたけど、、「このフランス人めが!」と思いながらも、まあ確かに一理あるな、なんて思ったものでしたね。

だから、魔法の鏡だって、そんな中、世界一の美女を一人だけなんて、とても決められないでしょうね、きっと。私しゃそう思いますけどね。

(女神アルテミス こちらも美女です)

 

 

ネコと人間

うちの家には毎日、半ノラの黒ネコ ” 黒ベエ ”がメシを食べにやってきますが、この黒ベエ、やってくるとまず両足をきちんとそろえて座り、「ニャーア」と鳴いてメシを催促します。

皿にキャットフードを入れてやりますと、ちょっと警戒してあたりをうかがったあと、私の顔を見てから、皿に顔を近づけて食事を始めます。

今日は食べ終わると、また「ニャーア」と言って座っているので、エサがたりないで催促しているのかなと思って見ると、皿の中にはキャットフードがまだ残っていて、今の「ニャーア」はなんだろう?「ごちそうさま」のあいさつかな…、そんなワケないよな、なんて、口のまわりだけ白い毛の、その黒い顔をながめていると、黒ベエはやおら立ち上がり、どこかに歩いて行ってしまいました。

後に残った私は、「よっこらしょ」と、まだ少しキャットフードの残った皿を回収して、部屋の中にかたずけます。

そのまま置いとくと、アリやカラスがやって来るかも知れないからです。

人間とネコの違いはいろいろありますが、今日のこのできごとから言えることは、「人間は食後、皿をかたづけるが、ネコはそうではない」ということになります。「人間はあまり毛がないが、ネコは毛だらけ」とか、「人間はいろいろしゃべるが、ネコはニャーと鳴くだけ」などと共に、私が今日一番強く感じた人とネコの違いです。

 

「Baby Baby Baby Baby」

配信というのはどうもね~、というかんじなんですよね。

最近の音楽ですけど、「配信リリースされる新曲」となっていてですね、私としましては形のあるCDとして欲しいんですよね。

でもまさか、昔のシングルCDなんてのはね、遺物的な存在ですし…。シングルCD知ってますかね?直径8センチのCDで、シングルレコード(これは遺物のさらに遺物ですけど)みたいに、その中にはメインの曲とカップリングでもう1曲の2曲入りで1000円くらいでしたけど、こんな形態はもう世にないので、今ではつまり配信リリースということなんでしょうね。

でも私としては「配信って、なんだ?!」と。形がないと、今はやりの仮想通貨みたいでね、ダメなんですよね。

若い子にとっては、あたりまえなんでしょうけどね、配信は。

地球に大天変地異でも起こってね、電気システムが完全に途絶えてですよ、地球文明が原始的なのに逆もどりしたらですよ、配信の曲なんてどうやったってもう、聴くことできないですよ!

それでもなんとかがんばって、エジソンの時くらいまでに文明が回復したらですよ、レコードとかならなんとか再生できるようになっても、それ以外はむずかしいんじゃないんですかね?「あれいい曲だったよな~」なんて言ってるうちに、きっと記憶もうすれますね。悲しいことです。

チェコ・ノー・リパブリックの配信リリース新曲、「Baby  Baby  Baby  Baby」。収録アルバムのCD出るまで待つしかないでしょうね、私としては。それまではユーチューブで聴いてます。マイちゃんの歌声、いいですね~。

(これが、シングルCD!)

 

昭和の家電

昭和生まれですからね。電気製品の不調は叩(たた)いて治すというのが基本でしたね。

ブラウン管テレビのころは、映りがおかしくなると、側面のところを平手(ひらて)でバン!と叩くと、一発でよく映るようになりましたし(まあ、そうじゃないときもあったかも知れませんけど)、卓上のライトなんかも、チカチカしてると、横ッツラをパーンと張りたおすと、ピッと治りました。

ちょっと不調な場合は、まず叩いてみるというのがあたりまえでしたね、昭和の時代は。

でも、白熱電球なんてのは、これはあんまり強く叩くと危険ですから、なんでも叩けばいいってワケではなかったですけど、全体的に昔の電気製品は打たれ強かったですよ。

冷蔵庫なんかでも、ブーンとモーター音がうるさいときなんか、バシバシ叩くと、ふしぎと静かになったもんです。

でも今の電気製品は複雑すぎて、繊細といいますか、ヤワいといいますか、私に言わせれば根性がないんですよね。

パソコンなんかダブルクリックなんてね、ちょっとした具合で反応しなかったりして、急いでるときなんか頭にきて、キーボード、バンバン叩き気味にやっていると、すぐこわれますからね。いやになっちゃいますよ、昭和生まれの人間としてはね。

「てめ~ら根性ねーぞ!」なんてイキドオリますね。パワハラで訴えられたりしてね、電気製品から。

(ブルータス1991年3月号に掲載された記事。こんなレシーバー欲しいです)

桧山うめ吉(きち)

桧山(ひやま)うめ吉姐(ねえ)さんといえば、日本髪を結ってて、寝るときもその髪型のままという、古(いにしえ)の日本女性を地(じ)で行く、気合の入った俗曲師です。私は昔、渋谷にあるクラブ・エイジアというところでライブ見ましたね。

うめ吉さんはその経歴が異色で、地方から上京して、ジャズ関係の音楽事務所でアルバイトしていたとき、そこの社長にすすめられて観た芸者衆の「東(あずま)をどり」に魅せられて和の道に入ったという変わりダネです。

うめ吉さんが小唄(こうた)、端唄(はうた)、都々逸(どどいつ)を、三味線弾きながら唄うのを聴いていると、「なるほどね、日本の粋(いき)ってえのは、こういうことなんだね~、べらんめえ」なんて気持ちになってきて、私はその良さを初めてうめ吉さんに教えてもらったような次第です。

なかでも私が一番気に入っているのは、彼女の唄う明治・大正のはやり唄や、昭和歌謡ですね。

「お座敷ロック」、「大江戸出世小唄」、「きりぎりす」なんて、聴いててほれぼれしますね。声もよくてね、新橋の料亭なんかで、この人の唄聴きながら、「おまえさん、もう一杯いかが?」なんて言われてね、しっぽりするなんざー、もうたまんねーな、すっとこどっこい、なんてふうに思いますけどね。どうなんでしょうね。

地球の回転

急に秋っぽくなってきましたよね。季節はめぐってますね。

それもこれも、地球が23度くらい傾いて回っているのが原因らしいですけど、なんでそんなに傾いてるんでしょうね。直立するか、真横に寝ころがるかしたほうが無理のない姿勢のように思いますけどね。

地球の質量は6兆トンの10億倍だそうですけど、こんな重いものが傾いて回っているなんて、何かの拍子にひっくり返ったりしないんですかね。

回転の速度は時速1700キロメートルなんでしょ?なんでずっと回り続けてんでしょうね?

自動車だって60キロくらいで走らせるのにガソリンけっこう使うワケですから、この重い地球を時速1700キロで回す、そのエネルギーは何なんですかね?重力なんですかね?物理詳しくないのでよくわからないですけど、この回転力を水力発電みたいにうまく使えば、人類は電気代タダになるんじゃないか、なんて思うことがありますけど、どうなんでしょう。

自転の速度は1700キロですけど、太陽のまわり回ってる公転速度となると時速10万8千キロメートルてことですから、さらにすごいですよね。

この力を電力に変えられたら、電気代タダなんてもんじゃないですよね。

電気が余りすぎて、使えば使うほど、電力会社から逆にお金もらえるなんてことになりませんかね。

まあその場合、担当の電力会社は” 太陽系内地球自公転発電システムコーポレーション”  なんて名前になるんですかね?

  (子どものころ見てた地球の図鑑)

” 春夏秋… ”

私は若いころ世田谷線の沿線に住んでいて、朝はそこを通る電車の音で目覚めてました。

彼女より早く起きたときは、2人ぶんのトースト焼いて、それにゆで卵、コーヒー飲んだら「行ってきまーす」てね、彼女はバイトの遅番なので、まだフトンの中にいて、「△✕らっしゃい」なんて、途切れコトバでお見送り。そんな他愛のないことなんかを、今でもきのうのことのように覚えてますね。

休みの日には2人で駒沢公園に行って、芝生の上に寝っころがって、「オリンピックの年にボクは生まれたんだよ」なんてね…。なんだかんだで結局別れましたね、彼女とは。2人とも若すぎたってことでしょうね…、なんて、全部ウソですけどね。オリンピックの年には8歳ですからね、私は。世田谷線の沿線にも住んだことなんてなくて、アパート借りてたのは京王線の東北沢ですしね。

これはつまり、裕木奈江(女優さん)の歌う ” 春夏秋…”という曲を聴いての妄想ですね。「一緒に暮らしたのは もうずっと前なのに いろんなことがまだ今も 心にあざやか」なんて出だしの歌、聴いていると、「そういえば、そんなこともあったよな」なんて気分になってくる、いい曲です。ホント、あのころがなつかしいですよ(?)。

最近、検索してたら、ユーチューブに上がってましたね。(裕木奈江 ”春夏秋… ”で検索)

(世田谷線、うす墨で描いてみました)

台風と地震

台風で大阪方面に被害が出て大変と思ってたら、今度は北海道で地震と、たて続けに天災が日本を襲ってますね。

気候だって、昔のようにおだやかじゃなくなっていて、今年の夏の暑さは異常でしたね。

人心(じんしん)が乱れると、国家の気も乱れ、自然界も乱調となって災害が多発するなんてことは科学的な話しじゃないという人もいますが、人心の乱れと言いますか、まあ、人間があまりに利己的になって、自分勝手を決めこむと、その国は衰退と滅亡の始まりとなると、なにかの本に書いてあったような、なかったような…。

しかし、テレビなんか見てますと、被災された方々や、そうじゃない人の中にも、立派な人たちというのはたくさんいて、私はそんな人を見るたびに、「まあ、日本も世界も大変だけど、こういう人たちがいるんだから、日本も世界も必ず良い方向にむかうんじゃないかな」なんて思ったりしますね。

だからこの天変地異は、地球進化の胎動だと思いたいですね。なんだかんだあるけど、人類は進化発展の途上にあるんだと。そして西暦3000年ころには、銀河宇宙カウンシルなんかにも無事に仲間入りできて、良き地球文明を築いてるんじゃないかと。

まあそんなこと思いつつも、心配しながらニュース見て、いつもの朝食、ヨーグルト+バナナ&オレンジ食ったような次第です。

 

昔の極真空手

昔、極真空手の大山倍達(ますたつ)総帥の後継者と目されていた一人、USA大山空手の大山茂師範は亡くなられていたんですね。ネット記事で知りました。

初期極真会館の猛者の一人、真樹道場の真樹日佐夫師範、” ケンカ空手十段”の芦原会館、芦原英幸館長なんかも亡くなられて、その昔 ”地上最強の空手 ”を謳い文句に一世を風靡(ふうび)したフルコンタクト空手の関係の方々が次々とこの世を去られてるのを知ると、時代はどんどん流れ、すべては生々流転してるんだなあと、実感しますね。

昔、池袋にあった極真の本部道場に、武道館で行われる極真世界大会のチケットを買いに行ったとき、閉館まぎわだったので急いで駆け込むと、受付のあたりにいた指導員数人が、そんな私を見て、ろうぜき者の侵入とでも思ったのか、一気に臨戦態勢になり、私は「さすが極真本部、不審者らしき者には1秒以内で対応して、じつにスキがない!」と感心したものでした。

すぐにチケット購入に来た者とわかって、私は無事でしたけどね。

ずいぶん昔、超能力者の秋山眞人さんとテレビ見てると、極真全日本大会の演目として、大山茂師範と中村忠師範が真剣白刃取りをやっていて、それを見た秋山さんは、「すごいねこの人たち、真剣を素手で受けた瞬間、全身から金色のオーラがパアーと出たよ」と言ってました。テレビからでもオーラ見えるんですね。

それも今となっては、遠い思い出です。皆様のご冥福を心よりお祈りさせていただきます。

 

プラスチック製品のゴミ問題

最近、環境省は、使い捨てのプラスチック製品を生分解性のものに切り替えるように後押ししてるらしいですね。

外食産業でも、プラスチック製のストローを全廃する動きが進んでるって、新聞に出てました。

なんせ年間1300万トンのプラスチックがゴミとして海に流出してるらしいですから、いまさらストローを生分解性のものに替えたくらいじゃ追いつかないような気もしますけどね。

この前、文化放送のラジオ聴いてたら、キャスターのひとが、「麦わらのストローにすればいいんじゃないですか?」と言ってましたけど、いいですね、麦わらストロー。

昔、小川知子さんという歌手が歌った ”初恋のひと” という曲の歌詞に、「麦わら帽子のような匂いをさせて 私を海辺へつれて 走ったひとよ」というのがありましたけど、そのころの青春してるひとにとって、麦わら帽子の匂いはごく当たり前の日常だったんでしょうね。

昭和のにおいのする歌詞ですよね。

それはともかく、生分解性のプラスチックを作るのもいいですが、まず、今までに捨てられて自然の中に堆積したプラスチックをどうにかすることも考えたほうがいいんじゃないか、と思いますけど。

昔、見た雑誌の記事に、「納豆菌の一種が、ポリエチレンを分解する」というのを読んだことがありますが、あの研究、今どうなったんでしょう。進んでいるといいんですけどね。