国際気能法研究所の秋山眞人さんが、まだ静岡に住んでいたころ、知人に紹介されて会いにいきました。「丹波哲郎さんが、”霊界の空は金色だけど青だ”と不条理なことを言う」と、ある知人にこぼしたところ、その人は「じゃあ、秋山という人を紹介するから、会ってみるといい。霊界のことにも詳しいよ」と教えてくれたからです。
秋山さんは霊能者にして超能力者と聞かされて、どんなコワイ人が出てくるんだろうと、ご自宅の玄関を開けると、なんとも人のよさそうな若者が出むかえてくれました。
私が23~24歳くらいのときですから、秋山さんはまだ成人したばかりのころだと思います。
秋山さんは初対面の私にも、とても親切にいろいろ教えてくれました。でも私は正直、霊界のことより、会話のなかで自然と向かって行ったUFOの話題のほうが楽しかったのを覚えています。
そのとき秋山さんが色鉛筆で、会ってる人の守護霊(守護神?)を描くというのを知って、丹波哲郎さんにそのことを話すと、「その男に合ってみたい」となったので、ご紹介することになりました。
後日、丹波さんのご自宅に、秋山さんと私とほかに数名でおじゃましました。丹波さんは私たちにお寿司をとってくださいました。お茶など飲んで一段落したあと、秋山さんは色鉛筆を取り出すと、丹波さんのほうを見ながらスラスラと守護霊の絵を描きました。
出来上がった絵を見て、丹波さんは驚いていました。「私が外国に行ったとき、そこの霊能者に描いてもらったものと同じだ!」と。私は「へえ~、秋山さん、なかなかやるもんだね!」と思いました。
(左が秋山さん。右が私です)